アコギ中心の生活

日々考察する音楽や楽器のことなどブツブツ。

エレアコの音を生っぽくするVol.2(EQ編)

エレアコの音(ラインの音)を生っぽくする自分なりの考えを綴るシリーズ。

 

今回はEQ(イコライジング

 

第一回はいきなり「コンプ編」でしたが、本来このEQが一番基本であり一番重要なんですよ!

 

「これで蘇る生音!」「本来の響きを取り戻す!」「つなぐだけで温かい音へ!」

・・・・などのキャッチフレーズがついたプリアンプの新製品が出るたびに購入しては「さほど変わらないな〜」の繰り返しの小銭持ち素人ギタリストは大量に存在してると思います(笑)

 

あなたが買ったその機械、専門に研究してるメーカーが発売しているんですから、そんな無茶に悪い音が出るはずがないです。ちゃんと使えばいい音が出るんです。

 

たいていは「魔法の箱」みたいなつもりで買って繋いでるんでしょう。

自分の耳を使ってない人、明確に求める音がない人ほど新製品の力を信じて絶賛無駄遣い中でしょうね(笑)

 

確かに新製品には様々な技術が盛り込まれ、魔法のような仕事をしてくれますが、どの辺をどう加工してくれているかを耳と多少の理屈を働かせながら使うべきなんです。

 

まず、生の音が好きで買っているギターを使用している前提で話します。

①ラインの音は出さず生の音を集中して聴く

②ラインの音をスピーカーから出す

③先ほど聴いた生の音と同じように聴こえるようにEQを触っていく

(プリアンプやアコギアンプを例に挙げて説明します。ミキサーのEQ、エレキやベースのグライコなどのイコライザーでも可です。その場合の動かす周波数については後述します)

④ボリュームを絞って生で弾く、ボリュームを上げてラインの音を聴く、を繰り返しながら徐々に生の音に近づけていきます

何回も何回も触りましょう。1時間、2時間かけても構いません。

だんだんどの弦の音がどの周波数か分かってくると思います。

 

具体的な僕のやり方は、

①まず6弦の開放弦の生音を鳴らし、次にEQでLOWとMIDを動かし低音の音の傾向を近づけます。全く同じにはなりませんが雰囲気を寄せていく感じで。

同じ作業を5、4、3、2、1弦と続けます。(もちろん高音弦に移るにしたがって使うEQもHIGHよりに移行します)。

 

これで終了!!コードをジャラーン!!「うん、まあまあ」

ストロークジャカジャカジャカー!!「ん??なんかプリプリ?モコモコ?ズンズン?」違和感が出る場合が多いかと。

 

②MIDのつまみを下げる。ちょっと下げては弾く。ちょっと下げては弾く。を繰り返しててください。すると、あるポイントで「耳障りな音が遠くなったぞ?自然な気がする」となるはずです。※決して生音になってるとは感じないですよ。

 

どのくらいMIDを下げましたか?思っているよりもガッツリと下げた方が多いかと思います。(使用してるEQによって違うとは思いますが)。そこまで下げると音が変わってしまいそうで今まではほぼフラットな使用法だった方はビックリするでしょう。

でもいいんです。そうやって使うものなんです。MIDを0にしたからって中域の音が全く出なくなることなんてないんです!耳を信じて積極的に動かしましょう。

③MIDのバランスが取れたら、LOWとHIGHのEQを少しだけ上げ下げして仕上げましょう。(MIDを多く切ったことによって聴こえ方が変わるのでそこを補正する)

これが僕なりのイコライジングのやり方です。

 

エレアコアンプやエレエアコ用プリアンプを使用してる方は結構簡単にできたのでは??

それは、最初からエレアコの補正で使うべきであろう周波数の箇所をLOW MID HIGHに設定してくれているからなんです。これの設定箇所が絶妙であり、反応の仕方が音楽的に優れているものが専用プリアンプなんです。便利でしょう?

 

しかしミキサーでEQをいじってみた方は「なんか上手く行かない気がするぞ?」って方もいるかと

それは、そのLOW MID HIGHに設定されている周波数がエレアコに特化していないから。周波数の設定を変更できない場合は、それでなんとか頑張ってください(笑)

しかし、大抵はMIDだけは周波数を変更できます。200Hzとか1kHzとか書いてると。

それを1kHz前後に合わせてみましょう。そこで合わせた周波数を

動かすってことになります。ミキサーによって効き具合が違うので、何Hzに合わせるとエレアコに合うかは言い切れません。

設定した周波数だけをズバ!!っとカットするのではなく、そこを中心に(V字型風)にカットする仕組みなので、どこに合わせるとちょうど気持ちい効きをするかは探ってください)

 

プリアンプは持ってないけどエレキやベース用のコンパクトグライコを持ってる。

という方は、「使ってみてください!!!フラットに設定しても音が劇的に痩せたりするものだったらヤメてくださいね」

実はアコギ用のプリアンプよりこっちの方が自然に生音に近づく場合も多々多々多々あるんです!!!

アコギ用機材でLOWとなっているのは大体50~60Hz前後、MIDは1kHz前後、HIGHは6kHz前後。ですので、これに当てはまる箇所動かしてみてください。

ここでも音のポイントはMID域です!!

グライコの良いところはMIDに当てはまる場所が2〜3箇所バラバラに動かせること!!

400Hz、800kHz、1kHz、って場合が多いかなと。

この400kHzってのが大活躍する場合もギターによってはあるんです!!

前述通り、アンプなどのMIDは1kHz前後を中心にV字風に動かす仕組みになっています。なので、1kHzと400Hzを同じだけカットするってことができないんですね。

でもグライコなら自由自在!!!

経験上800HZ〜1kHZで弦の目立つ鳴りを調整、400Hzあたりで、ピエゾの太ずぎるアタック音、カッティングの嫌な太い音、がいじれるかなと。

 

すっごい効きが分かりやすいでしょ?

6箇所くらいしか動かせないコンパクトタイプでもここまで変わるんです。

スタジオレベルのグライコなら何十箇所も動かせます。

これをプロのエンジニアは細かく細かく設定できる耳と技術があります。

すごいデジタル機器やピックアップがない時代のライブ音源を聴いても結構ナチュラルだったりすることもあるでしょ?ラインの音と生の音の周波数の差や気になる箇所を細か修正できればEQだけでそこそこ戦える!!!んです。

 

が、それには経験が必要です。聴いた音が何Hzで、これを切ったら補完的にどこのHzを上げないと、、などなど。耳、技術、経験、がないとできません。

できたとしても、プレイヤーがライヴなどの限られた時間でそれをこなすのは不可能ですよね?

 

そこで、登場するのが アコギ用のプリアンプなんですよ!!!!

 

「最初にアコギ用のプリアンプのQEの説明してたでしょ?また同じこと!?」

 

僕が言いたいのはね、

アコギ用の特別な機材なんかなくてもプロのエンジニアは耳触り良い音を作り出すんです。

あなたが持ってるそのプリアンプはその技術をシンプルな操作で、直感的に操れて、かつ大きな失敗しないようにせき止めてくれる機器なんだよ!!!ってことを踏まえて使ってみろ!!

ってことなんです。

 

なんか熱くなってきましたね(笑)

 

今回はEQの話でしたね。

 

結局は、ラインの音はMIDカットで生に寄る!!ってことだけでしたね(笑)

 

ちなみに私は、アコギ用プリアンプとコンパクトタイプのグライコを併用しています。

グライコの方は400Hzをピンポイントで少しカットする専用。

正直なくてもいけます。でもあると安心します。

 

私愛用のセットはこんな感じ↓

詳しくは画像クリック。

 

Fishman Aura Spectrum DI プリアンプ

BOSS Equalizer  GE-7

 

 FISHMANのSPECTRUM D.Iは EQに加えてコンプやAURAシステム(生音を再現するシステム)を搭載していますが、その話はまた次回。

また、ギターやピックアップよってはEQしか使わず他の機能はOFFってことも多々あります。シンプルにEQ&D.I機器として優秀です。

 

SPECTRUM D.IはMIDが1つなんですが、MIDが2つ付いているプリアンプもあります!便利です。その場合はグライコを持たなくてもいい場合が多いですね。ってか持たなくていいでしょう(笑)。

こちらもギターに合わせて愛用してます!!

EQで音を作る感覚はこちらの方がオススメ!!効きも良い!!

まずはこれで修行して欲しいですね。

これで完結もできます。これにプラスアルファもできます。これを理解したら別のハイテクなプリアンプへの乗り換えでも操作すべき芯の部分が養われているので扱いやすくなるでしょう。

 

L.R.BAGGS VENUE D.I. アコースティックギター用 プリアンプ DI

もう少しお安く、なら 同ブランドのこちらもオススメ。

L.R.BAGGS Para Acoustic D.I. アコギ用ダイレクトボックス 正規輸入品

 

ですが、EQをちょこちょこいじるのにはつまみが小さいかな〜。

 

また、意地でも周波数を見つけてピンポイントで動かしていきたいと言う方は

このグライコがオススメ。持ってて損はない。こだわり心が溢れてきたあなたは基本システムに保険で追加しても良いかと。ギターを持ち替えてもこれで補正可能。

 

MXR M108 10 BAND EQ

MXR M108 10 BAND EQ

 

 

さあ、基本のEQ編は終了。

ここで終えるか、さらに追求して機材を足すか、は自由。

 

僕は基本、ピエゾピックアップの時はSpectrum D.I(+グライコの場合もあり)と前回書いたBossのコンプ(CP-1X)。

 

マグネットピックアップの時は LR BaggsのVenue D.Iと同じくBossの CP-1Xに加えディレイを使うことも。

 

その辺はまた次回以降に!!

 

 

 アコギ オススメ プリアンプ

をまとめますと

Fishman Aura Spectrum DI 

L.R.BAGGS VENUE D.I. 

L.R.BAGGS Para Acoustic D.I.